バスケットボール週間ハイライト|2026年5月第1週

🏀 NBA:八村塁、プレーオフで輝く「3Pマン」——レイカーズ、準決勝進出

NBAプレーオフ2026のファーストラウンドで、八村塁が圧巻のパフォーマンスを見せた。5月1日(現地時間)に行われたヒューストン・ロケッツとの第6戦で、レイカーズは98-78の快勝を収め、シリーズを4勝2敗で制してカンファレンス準決勝進出を決めた。

この試合で八村は5本の3ポイントを含む21得点に6リバウンド2アシスト1ブロックを記録。チームの勝利を力強く引っ張った。一方のレブロン・ジェームズも28得点7リバウンド8アシストと支配的な活躍を披露し、チームを牽引した。

シリーズを通じた八村の活躍はまさに圧巻だった。第3戦では延長戦の末に22得点、第1戦でも14得点と攻守両面で存在感を示した。ヘッドコーチのJJレディックは「敵地でのプレーオフでは落ち着きや冷静さがより求められる」と語りつつ、八村の働きを称賛した。

また、八村はプレーオフ個人通算3P成功率でNBA歴代1位に輝いており、今シーズンも高確率を維持。「プレーオフ男」としての地位を不動のものにしつつある。カンファレンス準決勝では、フェニックス・サンズをスウィープした前年王者のオクラホマシティ・サンダーと激突する。


🏀 NBA:テイタム欠場の衝撃——セルティックス、第7戦を崖っぷちで戦う

イースタン・カンファレンスでは衝撃的なニュースが飛び込んだ。ボストン・セルティックスのエース、ジェイソン・テイタムが5月3日に行われたフィラデルフィア・セブンティシクサーズとの第7戦に欠場したのだ。イースタン2位シードのセルティックスにとって、リーグを代表するスコアラー不在という予期せぬ事態となった。

欠場の理由は左ひざ裏のこわばり。マズーラHCは「今日になってひざに違和感が出た。メディカルスタッフと相談し、出場しない判断になった」と説明した。テイタムはファーストラウンドで平均20得点以上を記録しており、その不在はチームに多大な影響を与えた。

そもそもテイタムは昨シーズンのニックス戦でアキレス腱を断裂し、今シーズン途中から復帰したばかり。今シーズンは本来の輝きを取り戻していただけに、このタイミングでの離脱は非常に残念だ。今シリーズはセルティックスが3勝1敗とリードしながら2連敗を許し、まさかの最終戦にもつれ込んでいた。第7戦はセルティックスのホーム・TDガーデンにて開催され、ジェイレン・ブラウンをはじめとする選手たちのチーム一丸の奮闘が求められた。


🏀 Bリーグ:チャンピオンシップ開幕——横浜アリーナで栄冠は誰の手に

国内バスケットボールも最高潮を迎えている。Bリーグ2025-26シーズンのチャンピオンシップが5月7日(木)にクォーターファイナルズの幕を開ける。各地区上位2クラブとワイルドカード4クラブの合計8クラブが、頂点を争う。

すべての試合は2戦先勝方式で行われ、クォーターファイナルズは5月7日から11日、セミファイナルズは5月15日から19日にかけて、各ホームアリーナで実施される。そしてファイナルズはゲーム1が5月23日、ゲーム2が5月24日、ゲーム3が5月26日に横浜アリーナで開催される予定だ。ゲーム1は日本テレビ系全国ネットでの中継も決定しており、バスケットボールブームを象徴する一大イベントとなる。

今シーズンはBリーグ開幕10年目の節目のシーズン。レギュラーシーズンではスタッツの主要7部門トップに日本人選手が不在という史上初の事態も生まれるなど、外国籍選手の影響力が増している。チャンピオンシップでは宇都宮ブレックス、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、長崎ヴェルカ、シーホース三河らが出場権を獲得しており、下馬評を覆す熱戦が期待される。


🏀 日本代表:53名の「夏への挑戦」——八村・河村、代表への思い変わらず

5月1日、日本バスケットボール協会(JBA)は2026年夏の男子日本代表候補選手53名を発表した。7月・8月に行われるFIBAワールドカップ2027アジア地区予選(Window3・4)と、9月に愛知・名古屋で開催される第20回アジア競技大会を見据えた選出となる。

ラージリストには、NBAで活躍する八村塁(レイカーズ)・河村勇輝(ブルズ)の海外組に加え、比江島慎、渡邊雄太、富樫勇樹ら主力メンバーが顔を揃えた。さらに高校2年生の白谷柱誠ジャック(福岡大学附属大濠高)も選出されるなど、幅広い世代からの選抜となった。

八村・河村の合流については、伊藤拓摩強化委員長が「2人とも日本代表への思いを強く持っている選手。頼もしい」と語りつつも、NBAの28日ルールや所属先の状況なども踏まえて調整していく方針を示した。

ワールドカップ予選Window3では7月3日に中国、7月6日に韓国との対戦(いずれもアウェー)が予定されており、桶谷大ヘッドコーチを中心とした指導体制で強化が進む。JBAは「12年構想」のもと、ロサンゼルス2028五輪、さらにブリスベン2032五輪を見据えた中長期的な強化方針を示しており、今夏は日本バスケの未来を占う重要な期間となる。


今週の注目ポイントまとめ

  • 八村塁:プレーオフ通算3P成功率NBA歴代1位を誇り、準決勝でサンダーと対戦
  • セルティックス:テイタム欠場の中、第7戦での底力が問われた
  • Bリーグ:5月7日よりCS開幕。横浜アリーナのファイナルへ向けて激戦が始まる
  • 日本代表:53名発表で夏の強化活動がスタート。W杯予選・アジア競技大会が照準

NBAとBリーグが佳境を迎え、日本代表も始動するバスケットボール最高の季節が到来した。